「この年も自信はあったのですが、毎年裏切られてきましたし、合格発表前日に落ちる夢も見たので信じられませんでした。ようやく、自分の人生で決めたことをやり遂げることができて安堵してます」
30歳からの3年の浪人生活を振り返った青戸さん。浪人してよかったことを尋ねたところ、「自分の戦略の不確かさと絶対に受かるという覚悟の甘さを認識できた」と話してくれました。また、頑張れた理由は「人生一発逆転が狙えたことと、退路がなかったこと」という返事が返ってきました。
受験で人生が有意義になった
「私は今まで自分の人生の可能性がまったく見えず、浪人生活も失敗ばかりでした。でも、やめて社会人に戻っても得られるものが何もありません。一方で、受験を続けてこの歳で東大に受かったら珍しい人生として話のネタにできますし、そこで知り合う人たちも自分の人生を有意義にしてくれるとプラスの側面が多々あると確信していました。
今、東大に受かったことで、どんな生徒にも自信を持って受験指導が出来るようになったことが何よりも嬉しく思います。大学で多くの貴重な学びと出会いもあったので、受験して本当によかったです」
冬の厳しい時期を乗り越えた遅咲きの桜は、今まさに満開を迎えていました。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら