事前情報があると会話はラク
突然ですが、インタビューでいちばん大事なことってなんだと思いますか? ポンポン会話を弾ませること? 的確な質問をすること? どちらも大事なことだとは思いますが、わたしは事前にめちゃくちゃ準備をすることがいちばん大事だと考えています。
その人が以前にもインタビューを受けているのなら、過去のインタビュー記事を読みあさります。本を出しているのなら熟読します。SNSをやっているのならさかのぼって投稿をチェックします。
なぜそこまでリサーチをするかというと、「知っている前提」で話を進めたほうが深い話ができるからです。「以前こう話していましたが、具体的にはどういうことですか?」「こんなツイートをしていましたが、どんな状況だったんですか?」というように、一歩踏み込んだ質問ができます。
逆に相手のことを1ミリも知らない状態だと、「まずは経歴を教えてください」と、基本情報を聞くだけでインタビューが終わりかねません。それこそ、盛り上がらない「一問一答」になってしまいます。基本情報の確認を省略して、ビュンッと核心に迫るためにも、事前準備が欠かせないのです。
インタビューの準備ほどではないにせよ、日常会話でも事前準備をしておくと、自分にとってもよいことがあります。
ひとつは、相手の情報を入れておくことで、緊張が緩和されることです。あまりよく知らない相手だと、それこそ「なにを聞けばいいのかわからない!」とパニックになってしまいます。
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