「ストレス多い人」は"4つの考え"を捨てるべきだ 怒り・ストレスを消す「魔法の言葉」も紹介!

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【NG②】相手を変えようとする

家族や家庭がストレスになっている人も少なくありません。毎日顔を合わせる相手だけに、そのストレスはどんどんたまっていき、じわじわと心臓に負担をかけていきます。

対処方法として重要なのは、「相手を変えよう」としないこと。「相手を変えよう」とするから、思いどおりにならなくてイライラしてしまうのです。

当院にいらっしゃる患者さんにも最近多いのが、テレワークで旦那さんが1日中家にいてイライラするという人。

そういう場合は、ウォーキングに出かけたり、カフェに避難したりするなど、とにかく外に出かけることで、一緒にいる時間を減らしましょう。気分もリフレッシュできるので、一石二鳥です。

身近な家族もストレス源になりやすい。相手を変えようとしてもイライラがつのるので、外出して距離を置く。外に出ることで気分もリフレッシュでき、一石二鳥(イラスト『「100年心臓」のつくり方』より)

「魔法の言葉」で「無駄な怒り」がスッと消える

【NG③】「不必要な怒りの感情」をもつ

怒ることは「心臓に悪い」ばかりか、「冷静な判断」ができなくなるし、人間関係を損なうなど、いいことはまずありません

もちろん、時には怒っていいこともあるし、いい意味で怒りが前進するエネルギーになることもあるでしょう。しかし、私たちが日常生活で感じる多くは「怒る必要のない怒り」とも言えるのではないでしょうか。

そうであれば「心臓の健康」を考えて、なるべく怒らず、おだやかな気持ちで過ごしたほうがいいに決まっています。

私がいつも言うのは「その怒りやイライラは、あなたの大切な心臓や血管を代償にするほどの価値があるものか?」というもの。

「この人のために怒ることで、自分のかけがえのない心臓や血管を犠牲にしてもいいですか?」と自分自身に問いかけてみると、「もう放っておこう」「まあいいじゃないか」 という気持ちになるのではないでしょうか。

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