「ダイニングテーブル上」に物を置く家がダメな訳 「家を散らかさない人」がやっている4つのこと

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何があってもダイニングテーブルの上だけには物を置いてはいけません(写真:takeuchi masato/PIXTA)
著書累計65万部超の、幸せ住空間セラピストの古堅純子さん。5000軒以上のお宅を訪問してはさまざまな家を片づけ、「古堅式」メソッドを確立した同氏によると、「片づけ=物を捨てる」ことではないといいます。本稿では、同氏の著書『物に囲まれてすっきり暮らす』より、誰でもできる「家が散らからない仕組み」についてご紹介します。

物が散らからない仕組みをつくる

景色をつくっても、すぐ物が散らかって、景色を崩壊させてしまう人がいます。景色を維持するには、物が散らからない仕組みづくりが大切です。物が散らかっているとは、物が部屋に出しっぱなしになっている状態です。ということは、物を出しっぱなしにしない仕組みづくりを考えればいいわけです。

① 作業する場所の近くに物の定位置を決める

物が出しっぱなしになるのは、物の定位置が決まっていないから。または、決まっていてもその場所が遠くて、行くのが面倒だからです。一番いいのは、いつも出しっぱなしになる、まさにその場所に物の定位置をつくってしまうことです。ソファーの前のテーブルにいつもリモコンが出しっぱなしになっているのなら、テーブルのところにリモコンの置き場所をつくってしまう。

テーブルに収納できる引き出しがついていれば理想的ですが、なければ、テーブルにできるだけ近い場所にリモコンの定位置を決めて、そこに置くことに決める。作業や行動が起きる場所と、使った物をしまう場所が近ければ近いほどすぐに戻せるので、物は部屋に散らからなくなります。

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