手早く皿に盛り付けましょう。まだ少し食感が残っていますが、盛り付けてからも加熱は進みます。炒めものはフライパンで9割の加熱を済ませ、余熱で調理する感覚で料理すると上手にできます。
しっかり火が通った小松菜はアツアツですが、しんなりしていません。ビールにもよくあう料理です。
今回は鶏ガラスープで味を補いましたが、もっと本格的に作りたい、という方には腐乳という調味料もあります。
腐乳は豆腐を麹と塩水に浸けて、発酵させた調味料で、いわば豆腐のチーズ。うま味の塊で、瓶詰めの状態で市販されています。かなり塩気が強いので、塩代わりに使います。
塩と鶏ガラスープだけでも十分おいしく仕上がりますが、こういった調味料があると味の幅は広がるのはたしか。腐乳がなければアンチョビという具合に工夫してもいいでしょう。アレンジが無限に広がるのも料理の楽しみの1つです。(写真はすべて筆者撮影)
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