さて、昨日の夕食は何時に食べ終わったか、思い出してみてください。寝る前に何か食べてしまった方は、その時間が最終食事時間になります。そこから、約10時間後に朝食を摂ると体のリズムが整うのですが、逆に朝食を抜いてしまうと、体に朝が来たことを知らせないままでいることにになるので、少しだけでも、何か食べるようにしましょう。
夜型の方は、帰宅後に食事を摂ると朝食までに10時間の空腹時間を確保できないので、出社前にコンビニに寄ってみるようにしましょう。この空腹時間は、長ければ長いほどよく、空腹時にしか分泌されない「グレリン」や「アディポネクチン」というホルモンが体内の様々な機能を修復したり、次の消化作業をスムーズにすることもわかっています。空腹時間が短いと、体内リセットの効果も得にくく、不調を引き起こす要因になっていきます。
たとえば残業で帰宅が遅くなり、夕食を食べ終えたのが23時頃だとしたら、次の日の朝食は9時ごろまで我慢するのがベストです。時間栄養学の観点だけで言うと、夕食から翌朝食まで、10時間以上の空腹時間を保つことが最重要項目。特にいろいろ食べるものの栄養を考えるのが面倒な時には、ピッタリの食事法と言えるでしょう。
時間を守れば何を食べてもいい…わけじゃない!
今週は夜型のビジネスパーソンのために、体内時計をリセットする朝食の選び方をご紹介します。出社前に、コンビニに立ち寄ってみましょう。時間さえ守れば何を食べてもいい?と思いたいところですが、やはり朝食は1日の活動力になるので、適度に糖質とタンパク質を取り入れてみましょう。
朝からあまりお腹いっぱい食べすぎても、逆に眠気を誘うこともあるので、適度に脳を活性化させ、体内時計もリセットしてくれるメニューを選ぶことが肝要です。ぜひ実践してみてください!
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