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たった9カ月で司法試験に合格した人の"超勉強法" 合格者の手記は、合格「攻略本」!

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いくつかの手記を例に挙げ、どのようにして合格手記から勉強法を学ぶことができたのかを見ていくことにしよう。

#1
「冬休みがはじまると、すでにほかの人は7‐5‐3‐1回読法(7日、5日、3日、1日をかけて該当範囲を繰り返し読む勉強法)のような終盤の試験勉強に突入していましたが、私はそこまで達していなかったので、あれこれ工夫したすえ、自分のやり方で計画を立てて勉強を進めることにしました。
まず、1科目あたり10日から14日程度の余裕をもってゆっくり3回読み、このとき民法は他学院の進度別模擬試験を、刑法はキム・イルス教授問題集を、憲法はミン・ギョンシク教授問題集を解いて、問題を解く能力の向上を集中的に行いました。この段階でなぜ教授問題集を解くのかととめる人もいましたが、個人的には多様な問題を解くことができて大いに役立ちました」

ほかの人と違っても、合理的な理由があればやるべき

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私が合格手記の分析をはじめたのは、1次試験を1カ月半後に控えたころだった。ここに例を挙げた手記を書いた合格者は、2カ月半の時間がある人だった。つまり、私はそれより短い期間で勉強しなければならなかったが、手記と同じく1科目あたり教材を3回読むことにした。

具体的には、問題集それぞれを1回目は4日かけて読み、次は2日、最後に1日をかける計画を立て、1冊を3回読んだ。また、この手記からは、最後に問題を解きながら、これまでに勉強したことをしっかりアウトプットできるかを確かめるのに役立つ問題集も知ることができた。

それから、自分の選択を最後まで押し通すこだわりも持っていなければならないという点も学んだ。たとえほかの人たちと同じ選択ではなかったとしても、そこに合理的な理由があればやるべきなのだ。この合格手記の著者ははっきりとは述べていないが、「多様な問題を解くことができた」という部分からは、ゆっくり3回読んで身につけた知識を、広く浅く問題に適用する練習をしたことがわかる。

このように合格手記を読むことは、遠まわりなようで自分に合った勉強法を作り上げるいい方法である。ぜひ自分にあった勉強法を見つけ、こだわってやり通してみてほしい。

(訳/岡田直子)

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