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ライフ #視力防衛生活

まばたきを軽視する人を襲う、目のダメージの正体 「5回に1回失敗」して、日本人の目がいまデコボコ

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  • 綾木 雅彦 慶應義塾大学医学部眼科学教室特任准教授、おおたけ眼科院長
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あくびをすると、目がうるおって少し遠くが見えた経験はありませんか? 目の表面が涙で整い、視界が鮮明になって「見える力」が高まるからです。

正しいまばたきのコツ

正しいまばたきのコツはシンプルで、上まぶたと下まぶたをしっかり0.5~1秒くっつけること。普段のまばたきが0.3秒ですので、いつもより少し長めに目をとじる意識です。これにより生じた圧力で涙腺が刺激され、涙液が分泌されます。すると、目の表面にある古い涙が新しい涙と交換されることに。

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涙にも、大事な役割がいくつもあります。血管がない目の表面に酸素や栄養を届けたり、目の傷を修復したり、殺菌作用を持つ物質で微生物の侵入を防いだりします。そして、目の表面をうるおしてなめらかにすることで、クリアな画像が目に入り、遠くと近く、見たいものにピントを合わせやすくしてくれてもいます。

涙はじつはずっと分泌されていて、目の表面をつねに理想的な状態で均一に覆おうとしています。それが達成できているか否かが、目の見える力と目の健康を大きく左右するのです。

まばたきは、まぶたの上げ下ろしの回数よりも、「きっちり深く」が大切です。ぜひ、いつもより少し長めにまぶたを着地させる意識で、目にうるおいを与えてあげてほしいと思います。1日2万回、目には回復するチャンスがあるのですから。

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