植田和男・新日銀総裁が抱える「5つの超難問」 今は25年前の速水氏就任時と不思議と似ている

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私小説もどきのことを書いた後に、競馬予想を書くのはさすがに気恥ずかしいのであるが、これがあるからこそ重いテーマでも気楽に書けるというのが、この連載のありがたいところでもある。

19日は春の天皇賞(4月30日)をのぞむステイヤー決戦、阪神大賞典(G2、阪神11R、芝3000メートル)が行われる。ボルドグフーシュとディープボンドとジャスティンパレスが「3強」で、その他とは少々力の差がありそうだ。

阪神大賞典は迷うことなくボルドグフーシュ本命

他の有力ステイヤーであるタイトルホルダーやアスクビクターモアは、次の週である3月25日の日経賞(G2、中山11R、芝2500メートル)に回る。春のG1戦線を考えると、文字通り目の離せない一戦となる。 

ここは迷うことなく、有馬記念でお世話になったボルドグフーシュから。馬単、もしくは3連単で狙いたいが、「3強」決着だとさすがに配当が安いので、アイアンバローズを少しだけ買っておきたい。前走でダートを使ったことがプラスに働きそうな気がしている。

(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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