話すのが苦手でも好感度がUPする「聞き方」の裏技 「体のある部分」を話し手に見せるのがポイント

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画像:『マンガでわかる!「わたし、発達障害かも?」生きるのがラクになる「話し方」あります』より
発達障害の人やグレーゾーンの人が困りがちな「コミュニケーション」における問題を、“より現実的に”改善していく方法を、漫画とともにご紹介する本連載。第2回は、発達障害の人が苦手といわれる「雑談」についてのコツです。
精神科医・ゆうきゆう氏と漫画家Jam氏のコラボによる『マンガでわかる!「わたし、発達障害かも?」生きるのがラクになる「話し方」あります』から一部抜粋、再構成してお届けします。
画像:『マンガでわかる!「わたし、発達障害かも?」生きるのがラクになる「話し方」あります』より

「うなずく」だけでもOK

「うまく話せず、変な間があいてしまう」「ママ友との話が盛り上がらない」「初対面の人と何を話していいかわからない!」……そんなに親しくもない人と気を使いながらの「雑談」にストレスを感じる人は多いものです。

さらに、「複数人での雑談」となると、大勢の人が同時にしゃべると話の流れを追うのが難しくなりますし、どのタイミングで話せばいいのかわからないということもあるでしょう。

とくに発達障害の人の中には、複数の人の話す声や雑音を同時に拾ってしまい、誰かひとりの声だけを拾うことが難しいという人がいます。また、聴覚が過敏な人もいます。「音」で極端に疲れてしまうのです。

そういう人は、無理に会話に参加するのではなく、「聞き役に徹する」と割り切ってもいいでしょう。「沈黙は金」という言葉もあります。

どうしても参加しなければならない会合や飲み会などは、休憩所やトイレなどひとりになれる場所を確保しておくといいでしょう。疲れてしまう前にいったん離席しましょう。

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