まずは「質問」してみよう!
「相手に興味を持つこと」は、会話を弾ませるために非常に重要な要素です。しかし、そうはいっても、「他人に興味を持てない」という人もいるでしょう。そんな人には、マンガにあるように、“形”から入っていくのもおススメです。
インタビュアーや記者が「今日の成功の秘訣はなんでしょうか!」と勝利者インタビューをしたり、会見で「それはどういうことですか?」と質問したりしているところをみなさんも見たことがあるでしょう。これを日常会話で取り入れてみましょう。
とくに、①相手の「好きなもの」について深めていくと質問が浮かびやすくなります。
また、例えば旅行が好きな人と話すなら「どの国がよかったですか?」「その国のどの辺に行ったんですか? どこがよかったですか?」「××が有名ですが食べましたか?」などと、相手の「好き」に加えて、②「行動」について話を広げていくこともできます。
ほかにも③「時間」に注目して質問していくのもよいでしょう。「いつ行かれたんですか?」「それはいつから好きなんですか?」……このように、自分はインタビューをしていると思って質問していけば、相手は「自分に興味を持ってくれている!」とうれしく思い、いろいろ話してくれるはず。ぜひ試してみてくださいね。
「インタビュアーになる」メリットは、会話を広げられるだけにとどまりません。
インタビュアーになったとイメージしたときに、「テレビ画面に映るインタビュアーの自分」をイメージしてみましょう。そうすると、自分自身を一歩引いて見ることができ、自分の置かれた状況を客観的にとらえることができます。これを心理学的用語で「メタ認知」と呼びます。
ASD(自閉スペクトラム症)の人は緊張しやすい傾向がありますが、メタ認知によって視点を変えることができると、気持ちもリラックスさせることができるはずです。
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