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元国税芸人が教える「インボイス制度」の重要知識 わかっているようでよくわからない仕組みを解説

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インボイスに登録をすることを決めたあなた。これからは消費税の確定申告をすることになりますが、申告には一般課税と簡易課税があることを知っておかなければなりません。

簡易課税は、売り上げが5000万円以下の人が選ぶことができ、こちらを選ぶと消費税の確定申告における計算がラクになります。

あなたの行っている事業の区分によって「みなし仕入率」が決まり、このみなし仕入率と売り上げによって納める消費税が変わりますが、難しいので割愛します。

要するに、インボイスに登録するときは、簡易課税に登録するか否かも検討してください。よくわからなければ税務署か税理士さんに相談するといいと思います。

ちなみに、ぼくが免税事業者なら簡易課税を選択します。理由は、経費がそんなに多くないからです(簡易課税にする場合は「消費税簡易課税制度選択届出書」を提出してください)。

次々と変わるインボイスの制度

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小規模な事業者の負担が大きいインボイスは、多くの批判にさらされ、開始前から何度も変更されています。

消費税の負担が売り上げの2割となる制度や、3万円未満の取引は請求書の保存を義務付けないなど、当初よりは緩やかになりました。

2023年10月から始まるインボイス。制度開始まで、現在時点で8か月あります(2023年2月現在)。それまでに、さらに緩和措置が設けられるかもしれません。フリーランスの方は、インボイスについて調べ、登録するかしないかを判断しましょう。

知らない人が損をする、それが日本の制度です。

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