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「子どもの自己肯定感」成長を邪魔する大人の心理 「大人の怯え」が子どもから失敗の機会を奪う

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  • 金間 大介 金沢大学融合研究域教授、北海道医療大学客員教授
  • 西岡 壱誠 ドラゴン桜2編集担当
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西岡:意識しているのは、僕も君たちと同じだよと話して、圧倒的に共感してあげることです。

僕は高校生時代、先生から「お前はこのままでいいのか?」と問いかけられたことがありました。その時の僕の答えは、「いいんじゃないですか」。頑張ったところで意味なんかない、どうせうまくいかない――そういう心理状態を、事細かに話すんです。

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ただ、僕はその先生から、めちゃくちゃ怒られたんですよ。「お前は、自分の周りに自分で線を引いてる人間だよ」と。

金間:ご自分の体験を話されるわけですね。

西岡:そうです。小さい時は、サッカー選手になりたい、ウルトラマンになりたいと、自由に考えていたと思います。でも、だんだん「自分はそんなものにはなれないな」と感じて、自分で線を引いてしまう。先生はこれを「なれま線」と呼んでいました。

でも、先生は「その線を一歩踏み越えるということをしてみたらいいんじゃないか? その『なれま線』を越えてみろ」と。それもそうだなと思い、「何をしたらいいですか?」と質問しました。すると、先生は「東大に行け」と言ったんです。

「いい子症候群」とそうでない子の差

金間:先生から言われて、「そうだな」と思う。いい子症候群の若者と西岡さんとの差は、ここにある気がします。

西岡:僕は、先生との関係性によって変えてもらったと思います。決断は自分でしなければなりませんが、やはり、誰かの影響は大きいですからね。

金間:西岡さんの会社のコンセプトは、「今この瞬間を楽しめ」ですよね。そこを本当に信じて活動されているんですね。みんながそうなれる、と。

西岡:僕自身がそうなれたのですから、挑戦してもらえるようにしたいという思いが強いですね。

特に地方では、偏差値が高くても、「地域の大学に進学するもの。みんなそうだから」と上限を決めてしまっているところがあります。モデルケースもいなければ、期待する大人もいない。

その上限を超えていくためには、「自分にもこんな道があるかもしれないんだ」ということを見せてあげることだと信じています。

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【子どもの「意志」が成果に直結する】

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