「リスキリング」に失敗する人に欠ける4大要素 プランを立てることで成功率は格段に変わる

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筆者が現場でリスキリング支援を行っていると、上記のようなプランを事前に作らなかったことで、リスキリングに失敗してしまい、ムダな時間やお金を使ってしまったという失敗事例をよく耳にする。

特に多いパターンとしては、次のようなパターンだ。

・転職しなくても理想のキャリア、条件を満たすことができたはずなのに、「転職ありき」でリスキリングを進めてしまったため、途中で「なぜ転職したいのか?」の目的がなくなってしまった
・何となく見かけたITスクールの広告から無料カウンセリングを受けて数十万の受講料をローンで支払ってしまった(後からそんなにお金がかからないリスキリング方法が見つかった)
・学習計画を立てずに何となく学習を始めてしまい、数カ月経ってもほぼ進捗はなく、モチベーションも下がってしまった

これらの失敗事例パターンに陥らないためにも、リスキリングプランシートに沿って情報収集、計画を整理してから学習を始めることをおすすめする。

まずは参考書やe-ラーニングがお勧め

上述したとおり、リスキリングは今の自分のキャリアをより理想的なものに変えるだけでなく、今後変化が激しい世の中で生き残っていくためにも重要な取り組みだ。

リスキリングのための学習を始める際には、最初からITスクールのような高い費用がかかる方法ではなく、まずは参考書やeラーニングを利用して独学から始めることをおすすめする。

リスキリングに成功すれば、あなたのキャリアは時代のニーズに合ったものに改善できるだろう。ぜひともリスキリングプランを事前に作成し、失敗しないリスキリングを行ってほしい。

川畑 翔太郎 UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ) 代表取締役

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かわばた しょうたろう / Shotaro Kawabata

1986年生まれ、鹿児島出身。高校卒業後、九州大学にて機械航空工学を専攻。大学卒業後、住宅設備メーカーINAX(現・LIXIL)に入社。1年目からキッチン・洗面化粧台の商品開発に携わるも、3年目に製造へ異動し、毎日ロボットと作業スピードを競い合う日々を送る。高校の同級生の誘いと自身のキャリアチェンジのため、「UZUZ」立ち上げに参画。第二新卒・既卒・フリーターといった20代若者への就業支援実績は累計2,000名を超える。2024年よりIT/DX分野の教育研修事業「ウズウズカレッジ」を分社化し代表取締役に就任。就活メディアはこちら、X(旧Twitter)はこちら、YouTubeはこちら

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