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「中古スマホ」にドコモや伊藤忠が参入するワケ スマホの進化頭打ちで中古販売が大幅増へ

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  • 星 美緒 野村総合研究所 コンサルタント
  • 澤田 和志 野村総合研究所 シニアコンサルタント
  • 本多 立駒 野村総合研究所 コンサルタント
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このように、中古市場にさまざまなプレーヤーが存在する中、販売代理店が中古端末販売を行っていくためには、2つの強みを生かすべきだろう。

1点目は、販売代理店ならではの「信頼」だ。例えばフリマアプリでの中古端末の売買では、個人情報の流出の恐れがある。中にはそういった危険性を知らずに売買を行うフリマアプリ利用者も多いため、販売代理店がその危険性を周知したうえで、安全性への配慮をアピールした中古端末の回収を試みるのも1つの手だ。

また、リサイクルショップやオンライン中古売買サイトにおいても、品質などへの不安のコメントは少なくない。メーカーのCPO端末同様、中古の携帯電話の取り扱いにおいて、信頼は大きな強みになるだろう。

実物確認や高齢者のサポートで差別化

2点目は、豊富な店舗網である。キャリアのCPO端末販売や、フリマアプリ、「にこスマ」などはオンラインサービスであるため、端末を実際に見てから購入を検討することができない。それに対し、実店舗をもつ販売代理店では、実際に見てから購入することができる。

特に中古端末においては、キズや見た目の劣化も購入時の懸念材料となるため、事前に実物を確認できるということは大きなメリットとなる。さらに、高齢者など、携帯電話端末に関するリテラシーが高くない人にとっては、実店舗でスタッフから直接サポートを受けられることも、差別化ポイントになるだろう。

中古端末のニーズに対応し、販売代理店だからこそ訴求できる信頼や店舗網を武器に、整備やサポートが充実した中古品を販売するしくみを積極的に構築することで、消費者の多くが中古端末の購入に移行しても、顧客関係を維持することが、課題となるだろう。

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