野菜の選び方や保存方法、節約の知恵などの発信がTwitterで人気の「野菜のプロ」青髪のテツさん。53万人のフォロワーに野菜の基本から裏技まで幅広い知識を届けている。おいしい野菜の選び方には原則があり、ポイントさえ押さえれば誰でもおいしい野菜は選べると青髪のテツさんは言います。著書『野菜売り場の歩き方』の一部を抜粋、再構成して十数年にわたる青髪のテツさんのスーパーの現場経験から、「冬と春の野菜選びのコツ」をお伝えます。
蕾が紫のブロッコリーは糖度が高い
ブロッコリーを選ぶときは、蕾の色をチェックしましょう。
基本的には蕾の緑色が鮮やかなものを選ぶといいのですが、冬は寒くなってくると蕾が紫がかったブロッコリーが増えてきます。
これは寒い環境で育つことでアントシアニンが出てきている証拠。甘みが強くておすすめ
です。
蕾は収穫後時間が経つと花が咲いて黄色くなってきます。
花が咲きかけたものは食味が悪くなるのでしっかりチェックして買いましょう。
蕾の形もチェックしましょう。大きくこんもりとしていて、1つひとつの蕾が小さくて、よく引き締まっているものを選びましょう。
また、茎に空洞があるものは繊維が硬くなっているので、選ばないようにしましょう。
野菜には旬があり、旬を外すと味や栄養価が落ちます。
ただし、キャベツは年中おいしいものが出回っています。
冬は葉が厚く、硬く締まっている冬キャベツが出回ります。
冬キャベツは葉がしっかりしているので、炒め物や鍋物に最適です。
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