
「とりあえず野菜室」から卒業しよう
「野菜」だからといって、なんでもかんでも野菜室に入れるのは間違っています。
野菜によって最適な保存温度が異なるからです。
野菜室の温度は3〜7度、冷蔵室の温度は0〜6度、チルド室の温度は約0度。
同じ冷蔵庫の中でも、温度や湿度は各部屋で違うんです。
野菜の種類に合わせて入れる部屋を分けることで、何倍も長持ちします。
例えば、ブロッコリーは最適保存温度が0〜5度。凍らない程度に寒い場所ほど長持ちします。つまり、3〜7度の野菜室だと、温度が高すぎるんです。
冷蔵室に入れた場合、野菜室と比べて2倍以上長い期間おいしく食べられます。
また、室温によっては常温(冷暗所)で保存する方がいい場合も。
例えば、トマトは最適保存温度が10〜13度。寒すぎても傷みの原因になってしまいます。
室温が低い秋〜初春までは、トマトは部屋の冷暗所で保存しておくことで長持ちします。
血糖値を下げ、動脈硬化を予防するリコピンも冷蔵庫保存と比べて60%程度多く残るといわれています。
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