平成の「制服カルチャー」令和に見る新しい潮流 他校のスクバ人気など平成から続くトレンドも

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このほかにも、制服カルチャーの新たな流行も進んでいる。令和の女子高生たちの間では「ネオ韓国系」と呼ばれる、韓国の学生のような着こなしが人気になっている。

また、ルーズソックスを筆頭とした平成ギャル全盛期の着こなしも、平成後期には下火になっていたが、現在では「ギャルの持つ明るさ」といった部分が再評価されて人気を博し、制服カルチャーに対する価値観が変わってきたように感じる。

平成と令和の制服カルチャーの違い

令和の制服カルチャーは、「着崩す」ことや流行そのものを目的とせず、自分にとって過ごしやすい「快適さ」や「価値」を見出しているようだ。

そして、時代や環境に合わせて古い価値観を捨て、「快適さ」をアップデートする課題もまだあるだろう。

一方で、平成の女子高生たちは、誰もがみんな同じように着こなす、「女子高生らしさ」のアイコンに縛られていたように感じるが、令和の制服カルチャーは、平成の時とは違うのびやかな自由さがある。ここから生み出された新たな価値が今後どのように変化していくのか、とても楽しみだ。

Tajimax ライター・コレクター

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たじまっくす

東京都出身。2018年からSNSを中心に90年代〜00年代の平成ガールズカルチャーを紹介している。『オリコンニュース』『現代ビジネス』『ビジネスジャーナル』などで平成ガールズカルチャー関連のインタビュー取材ほか、「アーバンライフメトロ」などのウェブサイト、「クイック・ジャパン」に寄稿。90年代〜00年代の平成ガールズカルチャーのコレクターでもあり、古雑誌をメインに膨大なアイテムを所有している。

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