N君:冒頭でも触れましたが、次回作&ネット連載のために行った店も、かなり増えてきましたね。寿司、焼き鳥、親子丼、おでん、豆腐屋……。
河岸:「外食店のルポ」と「食材の深掘り解説」の2本立てで、『「外食の裏側」を見抜く、もっと簡単な100のスキル、教えます。』みたいな感じにしようか。
N君:そうですね。読んだ人が、自分でいい店を見分けられる本、食べ方のプロのスキルがまねできる本にしたいですね。
河岸:せっかく連載をやっていることだし、この連載の読者には「このジャンルの外食を扱ってほしい!」というリクエストがあれば、ぜひ教えてほしいね。
N君:そうですね、ハッシュタグ「#外食の裏側」をつけて、ツイッターでつぶやいてもらえれば、チェックできますので。
河岸:ツイッターでは「結論。N君は立ち食いそばだけ食べていればよし」とか、さんざんな書かれようだけどね(苦笑)。
N君:そうですよ。「N君、太鼓持ちの哀れさよ」なんて、僕の職業がいつの間にか「編集者」から「太鼓持ち」になっているんですから……(苦笑)。
というわけで、「みんな大好き『卵サンド』の裏側」は以上です。
本文では「サンドイッチのパン」の説明までできませんでしたが、「パン」もサンドイッチのおいしさを大きく左右します。
同じサンドイッチでも、商品によって「パンのふわふわ感」がまったく違います。もちろん、ふわふわしたパンのサンドイッチがおいしく、そういう店は売り上げも伸びています。一度、「軽く触り比べ」「食べ比べ」してみてください。
また、自宅で「おいしいサンドイッチ」を作る場合は、焼きたてのパンより、1日経ったパンのほうが、しっとりしておいしくできるもの。ぜひそちらも試してみてください。
次回は、次の本の「焼き鳥ネタ」を少し先取りし、「カネ返せ! 連載史上サイテーの焼き鳥の裏側」(仮)の予定です。楽しみにお待ちください。
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かわぎし ひろかず / Hirokazu Kawagishi
食のプロや業界関係者のあいだで「食品業界を知り尽くした」と言われる男。大手ハムメーカー、大手卵メーカー、大手スーパー&コンビニ、数々の食品工場での勤務経験から「肉のプロ」「卵のプロ」「スーパー・コンビニのプロ」とも呼ばれる。
1958年、北海道生まれ。帯広畜産大学を卒業後、「農場から食卓まで」の品質管理を実践中。「食品安全教育研究所」代表。
これまでに経験した品質管理業務は、養鶏場、食肉処理場、ハム・ソーセージ工場、餃子・シュウマイ工場、コンビニエンスストア向け惣菜工場、卵加工品工場、配送流通センター、スーパーマーケット厨房衛生管理など多数。
著書に『スーパーの裏側』(東洋経済新報社)、『ビジュアル図解 食品工場のしくみ』(同文舘出版)などがある。
ホームページ「食品工場の工場長の仕事とは」を主宰。
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