"ゴミ"が復活!?ヤバすぎる外食の「卵」食品

マヨネーズに使わない卵白がニセモノ食品へ

家庭ではありえない「カチコチ卵焼き」の正体とは!?(写真:Graphs / Imasia〈イメージア〉)
河岸:さて問題です。日本人は「マヨネーズ」が大好きです。
N君:な、なんですか、いきなり。確かに、「マヨラー」(何にでもマヨネーズをかける人)という名前もあるほど、マヨネーズ好きの人は多いですが。
河岸:商品によって違うけど、家庭用でいちばん売れているマヨネーズは、卵のうち「黄身」だけを使って作っています。
N君:……確かに、「あの売れ筋マヨネーズ」の裏ラベルには「卵黄」と書かれてますね。
河岸:でも、卵は当然、「黄身(卵黄)」と「白身(卵白)」からできているよね。卵を割ってみるとわかるけど、通常は「黄身3:白身7」の割合。メーカーにすれば、その「余った白身」を"ゴミ"として捨てるのはもったいない。では、その「余った白身」はいったいどこに行くと思う?
N君:全然、わかりません……。えっ、もしかして、その「余った白身」が外食に回されて「ニセモノ食品」に変身している、ってことですか!?

   

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前回の「知らないと本気でヤバい!『卵』の裏側」は、おかげさまで160万PV(ページビュー)を超える、すさまじい反響をいただきました。

「卵の裏側」を30ページにわたって解説した前作『スーパーの裏側』がベストセラーになり、「常温販売の卵は買わなくなった」「卵の色にだまされなくなった」という人が大勢いましたが、まだお読みでない方には、衝撃的な内容だったようです。

2回目の今回は、もっと驚くべき「卵の裏側」です。テーマはズバリ、ヤバすぎる外食の「卵事情」です。

外食では、スーパー以上に卵をぞんざいに扱っている店が少なくありません。お好み焼き屋さんをはじめ、厨房で火を使っているすぐ隣に、卵を常温で放置しているような店さえあります。

すべての卵がサルモネラ菌のリスクがあり、36度で保管すると、1日でサルモネラ中毒のレベルまで菌が増殖します。だから外食では時々、サルモネラ中毒の事件が起こるのです。

今回は、そうした問題「以外」の、一般の人が知りえない「裏側」を紹介します。

なぜなら、私たちが外食でよく食べる卵食品には、驚くべき「ごまかし」が潜んでいるからです。

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