地方都市の路線バス、乗ってわかった「不便な点」 ICカード共通、でも乗り場が別・八戸下北半島編

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バスターミナルを併設した八戸市のラピア
バスターミナルを併設した八戸市内の「ラピア」。赤いバスが南部バス、市営バスの乗り場は公道上(筆者撮影)
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東日本大震災の津波被害は青森県にまで及んでおり、太平洋沿いの産業都市、八戸も襲われた。観光地として知られる白浜海岸から蕪島、馬淵川河口部の工業地帯まで、大きな物的被害を受けている。死傷者も少なからず出た。どうしても福島から宮城、岩手にかけての被害に目が行きがちだが、震災は千葉県から青森県まで広い範囲を襲っていることを忘れてはいけない。

この連載は福島県南端のいわき市勿来から始めたが、締めくくりをどこにするかを決めていなかった。八戸市内も候補だったが、結局、「東北地方の太平洋側の海岸線」を完全にトレースするなら、下北半島北東端の尻屋崎までが妥当と、八戸市東部の交通の要衝、鮫駅へ向かう前に考えた。

バスの系統番号は方面別

JR八戸線の八戸―鮫間は市街地をずっと走り、市の中心部に近い本八戸、最近は市営魚菜市場が人気の陸奥湊などを通る。区間列車も多く日中でも1時間に1本程度の列車が走り、「うみねこレール八戸市内線」と愛称が付けられて、市内交通として機能している。

ただ、八戸線よりさらに海に近い地域を走るバス系統もある。「白銀経由」と案内される八戸市営バスがそれで、まずは10月20日木曜日、鮫を10時01分に出るF1系統大杉平バスセンター行きに乗る。この系統も1時間に1本程度の便がある。

八戸線の列車
八戸市内を走るJR八戸線の列車(筆者撮影)
戸市営バスF1系統
新井田川を渡る八戸市営バスF1系統(筆者撮影)
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