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セレナ対ステップワゴン、家族向けミニバン比較 日産とホンダのライバル2台で大きな違いは?

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セレナには、先代モデルからこういった機構はすでに採用されており、新型でも踏襲されている。つまり、現行のステップワゴンは、セレナを参考にし、先代モデルの「ウィークポイントを埋めた」といえる。また、両モデルの2列目シートは、前後のロングスライドが可能で、橫に一旦寄せたときにもっともスライド量が大きくなる。最大スライド量は、セレナが左右いずれかに寄せたときに690mmとなるのに対し、ステップワゴンではもっとも内側にした場合に865mmとなり、より大きなスライド量を確保する。

ウォークスルーの幅が広がって移動がしやすくなった新型セレナ(写真:日産自動車)

ほかにも新型セレナでは、運転席と助手席の間隔を先代モデルから120mm拡大し、ウォークスルースペースを広げたことで、1列目から後方への移動のしやすさを向上している。対して、ステップワゴンは、スパーダとプレミアムラインの2列目シートに、脚をゆっくり伸ばして載せることができるオットマンを標準装備する。新型セレナには設定されていないので、より上質でくつろげる室内空間という意味では、ステップワゴンに軍配が上がる。

3列目シートと荷室の使いやすさを比較

新型セレナのラゲージルーム(写真:日産自動車)

両モデルは、ほかにも2・3列目シートをフルフラットにして家族でゆったり座れるモードや、3列目シートを収納して2列目をフルフラットにすることで、夫婦など大人2名がゆったりと橫になれるモードなど、多種多様なアレンジを可能とする。

また、新型セレナの3列目シートは、スライド機構を標準装備することで、8人フル乗車時でもゆったりとした座り心地を実現する。また、5:5分割式のため、背もたれを倒し左右に跳ね上げることで、荷室スペースを拡充させることも可能だ。

3列目シートの格納方法が異なる

ステップワゴンのラゲージルームと、3列目シートの格納方法(写真:本田技研工業)

対するステップワゴンの3列目シートも5:5分割式を採用するが、こちらは床下収納タイプ。3列目の背もたれを前側に倒して、シート全体を手前に引くと床下へ格納できる。畳んだ3列目シートが荷室へ張り出すセレナと比べると、荷室スペースはより広くなる。さまざまな荷物の量や形状に対応するという点では、ステップワゴンのほうが利便性はいいだろう。

荷物を車体後方から積載する際などに使うテールゲートについても、両モデルとも独自の機能を採用する。新型セレナは、先代モデルと同様、ウインドウ部分のみでも開閉できる「デュアルバックドア」を採用。狭い駐車スペースで、テールゲート全体を開けずに荷物の出し入れが可能になる好評の機能だ。新型は、開口時のサイズを見直すことで、より狭い駐車スペースでも使用できるようになり、使い勝手を向上している。

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