合計11浪!2人の反面教師が教える4大「受験NG」 「僕たちみたいになるな!」痛切に訴える失敗談
NG1:情報を得ずに勉強だけする
濱井正吾(以下、濱井):私が9浪もした原因の1つに、圧倒的な情報不足があります。通っていた商業高校では、大学受験する人は1割未満で、受験のノウハウがまったくないまま勉強していました。
西岡壱誠(以下、西岡):情報の差は大きいですよね。とくに今の時期は、試験会場や、試験までにどういうことがあるかを調べておくといいと思います。
濱井:8浪めで早稲田を受けたとき、試験会場の棟のトイレが小さくて、長蛇の列ができていました。これには「間に合わない!」とめちゃめちゃ焦ったので、9浪めでは、別の棟の空いているトイレを使いました。
西岡:それは経験者から聞かないとわからない情報だなあ。
僕は、東大受験のとき、リスニングが聞き取りづらいということがありました。共通テストはイヤホンが支給されますが、個別の試験では、大教室のスピーカーからリスニングが流れることがほとんどです。
事前のマイクテストで、聞こえづらい人は挙手するように言われますが、上げづらい。それで後悔するんです。リスニングの練習をイヤホンでする人は多いですが、大教室で流れる音は違いますから、イヤホンなしでも練習しておいたほうがよいでしょう。