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合計11浪!2人の反面教師が教える4大「受験NG」 「僕たちみたいになるな!」痛切に訴える失敗談

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西岡:過去問は、直近2年間の出題傾向はそう変わりません。前年のものは早めに解いて、2年前のものは、あえて解かずにとっておく。そして、本番1週間前に、実際の答案用紙を用意して、制服を着て、実際の試験開始時刻にやってみるのがおすすめです。

NG4:志望校を下げる

西岡:この時期になると、模試の結果を見て、目標を下げて志望校を変える人もいますが、僕は、意味がないと思います

例えば、国公立大の場合で、第1志望が東大、第2志望が北大だとします。「北大には絶対受かるから、東大を諦める」というならわかりますが、東大対策の勉強してきた人が、ランクを下げたからといって、傾向の違う北大の問題が解けるかは疑問です。

私立大の場合は、もっと意味がありません。志望校を下げても、自分の実力は上がりません。何校も受けられるのだから、滑り止めも受けつつ、第1志望も受ければいいんです。

濱井 正吾(はまい しょうご)/教育系ライター。兵庫県出身、1990年11月11日生まれ。「9浪はまい」のニックネームでTwitterやYouTube、テレビ出演などを行っている。大阪産業大学経済学部経済学科に入学後、龍谷大学経済学部現代経済学科に編入学し、卒業。 高校時代にいじめを受けたことから、いじめっ子を社会的に偉くなって見返したいと思い、在学中から仮面浪人として受験勉強を4年間続ける。大学卒業後、証券会社に契約社員として就職したが10日で自主退職、同月中に配置薬会社に再就職。昼は会社、夜は予備校という生活に。同社退職後は受験勉強に専念し、9浪で早稲田大学に一般受験で合格し、2018年に教育学部国語国文学科入学、2022年卒業。現在はカルペ・ディエム所属兼社員(撮影:尾形文繁)

濱井:本当にその通りです。私は自分で働いたお金を切り詰めて受験していたので、受験料がたいへんでした。

でも、ホテルではなくマンガ喫茶に泊まったりして節約してでも、第1志望をあきらめることだけはしませんでした。もちろん、受験前にマンガ喫茶に泊まるのは、言うまでもなく「NG中のNG」ですが。

西岡:今は無利子で受験料を貸し付けてくれる自治体もあります。入学したら返済が免除される仕組みもありますので、いちど調べてみてもいいかもしれません。

濱井:私の場合、退路を断って「目標は早稲田」しかありませんでした。

20代前半まで「自分は何をやってもできない人間だ」という思いを抱えていて、9浪もしたのは成功体験がないからではないか、受験で自己実現しようとしてきたんじゃないか……。志望校を下げて受かったところで、満足できるのかと考えていました。

西岡:わかります。後悔するか、しないか。力を出し切って落ちるなら、後悔しません

濱井:今の私には、「自分はあのときに逃げなかった」という自負があります。周りにいくら「無理だ」と言われても、「何年かけても、自分が行きたい大学に行くしかない」と思い、実際それを達成しました。自分に自信が持てるようになりましたし、今後も、いろんなことを成し遂げられるという気持ちがあります。

(構成:泉美木蘭)

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