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「変化を嫌い反対する人」を味方にする3つの視点 「愛ある批評家」には積極的に耳を傾けてみる

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  • 斉藤 徹 起業家、経営学者、研究者 ビジネス・ブレークスルー大学教授
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Question1:あなたと意見があわない人は誰ですか?
Question2:あなたも反対者も持っている、「共通の目的」はなんですか?
Question3:「真実性」「論理性」「共感性」を意識すると、その人にはどう伝えるのがよさそうですか?

組織を自分たちの手で変えていく

なんでも話せる場をつくり、仕事の意味を伝えてチームを1つにまとめ、心に火をつける。そして、強い信念と美学を持ち、困難も前向きにとらえて、努力し続ける。

そこから小さくても成果といえるものが生まれたら、それを大事に育てましょう。あなたがチャレンジしてきたことを、その成果とともに社内で広め、同志の輪を広げていくのです。成果を出せば、必ず注目する人が増えてきます。

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なぜなら「成果をあげたい、組織をよくしたい」という思いは共通だからです。隔たりをつくらず、広く参加を募り、影響の輪を広げていきましょう。それまで反対していた人であれば、なおさら大歓迎です。

アイデアや社会的行動は、あるラインをこえると劇的に広がっていきます。そのラインのことを「ティッピングポイント」といいます。賛同者の数がティッピングポイントを超えると、「様子見だった多数派の人たち」が次々と仲間になり、瞬く間に変革が本流となっていきます。ついには、大きな組織も変わりはじめるのです。

たとえ今は小さな成果でも、それを地道に、1人ずつに伝え、広げていくことで、いつの日かティッピングポイントを超えるはず。希望を胸にいだいて、目の前で働く仲間1人ひとりと、一期一会の気持ちで対話をはじめましょう。あなたという1人の存在が生み出せるしずくはとても小さく、儚いものかもしれませんが、それがやがてチームを動かし、組織を変えていく大河となるのです。

だからわたしたちは、組織を変えていけるのです。

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