そんな、メリットの多い「推し活」ではありますが、反面、「推し疲れ」というワードも最近は気になります。
何事もバランスが大切なのですが、度を越してしまい、経済的に困窮してしまった、全てが「推し」中心の生活で、本来の生活(仕事や勉強)が立ち行かないなどの悩みも増えてきています。
大切なのはバランス
寝食を犠牲にしてしまうほどのめりこみすぎるのは、楽しむことを通り越して「依存」です。経済的・時間的にゆとりがなくなると、必然的に精神的なゆとりも奪われてしまい、普段の思考に戻れず、負のスパイラルにハマってしまいがちなので注意が必要です。また、推し仲間との頻繁で過度な交流は、トラブルや軋轢を生みやすくもなります。コミュニティ、SNS上のみであっても、攻撃などを受ければ大きなダメージになります。
せっかくの楽しみが、つらさ、嫉妬、不安、怒り、失望などの感情に支配されては、本末転倒です。
ですから、少しでもマイナス感情が芽生え始めたら要注意です。つらいと感じることが出てきたら、ひとたび立ち止まることも大切です。
その時は、「推し活」から物理的に離れてみましょう。SNS等を見ないなど、情報を取りにいかないことが必要です。
「推し活」を楽しむためには、「推し活」を、自分と自分の生活以上に優先することを避けることが大切です。何事も適度が重要、自分なりの基準を模索して、ここちよいところを見つけていきましょう。人によって関わり方の差はあるとは思いますが、心身ともに無理をせずに、あくまでも自分のペースで自由に「推し活」を満喫していただきたいと思います。
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