4つめは、「好きなこと」は無理に仕事にする必要がないということです。
たとえば歴史が好きで、歴史関係の本をよく読み、熱心に勉強する人がいたとします。歴史の知識が仕事と直接関わりがなくても、その人自身の専門性を深める行為だといえるでしょう。
もちろん、長い仕事人生において、歴史の知識が役立つ機会もあるはずです。
人生100年時代に入り、「充実した第二の人生」を送るための「心の糧」として、リベラルアーツ(幅広く普遍的な学び)はより大切になっていくでしょう。
たとえば歴史を学び続けた人は、第一線を引退後も歴史をテーマに国内外を旅行するなど、「充実したセカンドライフ」を送ることができるはずです。
「好きなこと」は"独学"することで「豊かな人生」に
仕事に関係あるなしにかかわらず、「好きなことを勉強する」ことは、人生を豊かにします。
私は、「『好きなこと』を無理に仕事にする」こと以上に、むしろ大切なのは、「自分の好きなこと」を"独学"で学び続けることだと考えています。
「好きなこと」を学ぶのは、それ自体が喜びです。
つまり、自分の「好き」や「憧れ」を無理に仕事にしなくても、「豊かな人生」を送ることは十分可能ですし、仕事以外で「好きなこと」を学ぶことは、キャリアにもよい影響を与える可能性が十分あるのです。
「好きなこと」を"独学"で学び続けることは、
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