公園の池の水抜いたら「死の池」に…衝撃の実態 魚が消え、鳥が来なくなった意外な原因
透き通ったきれいな池にしたら起きたこと
私が住んでいる近くの公園では、「かいぼり」といって市民ボランティアが池の水を抜いて、透き通ったきれいな水にしましょうという運動をやっています。そのとき、池の中から自転車が200台以上見つかりました。
とんでもない話で、夜にそーっと来て池の中に要らない自転車を捨てている人がこんなにたくさんいたということがわかり、かいぼりというのは非常にいいことなんだと、多くの人は思ったようです。
結論としては、かいぼりをしたところ、濁った水がなくなって池の底まで見通せるようなきれいな池になったのです。100%素晴らしいと思うでしょう。外来種がいなくなり、大型のコイもすべて駆除されて、底まで透き通ったきれいな池になったのですが、何が起こったかというと、かいぼりをしてから数年、魚がいなくなり鳥も来なくなってしまいました。死の池になってしまったのです。
以前は、いろんな鳥が来ていて、いろいろな魚がいて非常に楽しい池だったのですが、今はほとんど何もいない池になってしまいました。数年たって、鳥は少し回復してきましたが昔ほどではありません。代わりに、外来種の藻が急激に増えて池全体を覆うことも多くなりました。これで本当に良かったのでしょうか。
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