東大生もビビった「超絶とんでもない勉強法」3選 「凄いけどマネしちゃダメ!」驚愕の工夫が満載

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最後は、受験シーズンが近づいてきたからこそお伝えしたい勉強法です。

③本番環境を徹底再現!同じ大きさの机を買う勉強法

この勉強法は、2浪して東大に合格した、東大4年生のとある男子が実践していたものです。

ずばり、「本番と同じ大きさの机を買ってきて、その机で勉強する」というものです。

共通テストではなく個別の入試の場合、試験会場はその大学のキャンパスになります。そして浪人すると、毎年同じ教室で受験する人も多くなります。

彼は1浪の試験のとき、現役のときと机が同じだったことに気づきます。そして、何を思ったのか、試験終了後にその試験会場の机の大きさを測り、メーカーを調べたのです。

彼は1浪でも合格できず、2浪することになったのですが、そのときに調べておいた机を購入し、以降はずっとその机で勉強するようにしたのだそうです。

「なんでそんなことを?」と聞くと、彼は言いました。

「現役のときも1浪のときも、机の大きさがいつもと違うことで少し集中力が落ちていた記憶があった。だから、机を買うことで、いつも本番と同じ状況で勉強できるようにして、慣れるようにしたんだ」と。

また、本番と同じ机なので、いつでも本番を意識することができたそうです。過去問を解いているときも、臨場感を持って臨むことができ、結果彼は2浪で東大に合格することができました。

彼と同じことをする必要はありませんし、やろうと思ってもなかなかできないことではあるのですが、しかし「本番と同じ意識を持てるようにする」というのは、とても重要なことだと思います。

例えば、朝起きる時間を試験のある日と合わせる試験に着ていく服と同じ服で勉強をする試験で使う予定の鉛筆で普段も勉強する……なんてことは、多くの東大生が実践していたことです。本番を意識して勉強することで、本番でも緊張しないメンタルをつくることができるわけですね。

いかがでしょうか?

正直、彼ら彼女らの勉強法はマネできないものばかりだと思います。

ですが、それでもこれらの勉強法を見ていると、「そうか、そこまでやった人もいるのか」と、少し勉強のやる気が湧いてくるのではないでしょうか。ぜひ、何かの参考になれば幸いです。

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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