東大生もビビった「超絶とんでもない勉強法」3選 「凄いけどマネしちゃダメ!」驚愕の工夫が満載

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

正直、今回ご紹介する勉強法をマネできるかと言われると、難しいと感じる人が多いと思います。ですがそんな勉強法からは、彼ら彼女らの「覚悟」や「考え方」が見てとれます。

まず1人目の勉強法は、「全身に文字を書く勉強法」です。

①あだ名は「耳なし芳一」!全身に文字を書く勉強法

これは、東大3年生の松島かれんさんという人が実際にやっていた勉強法です。

彼女は、高校1年生のときの模試の偏差値が37だったそうなのですが、そこから1日14時間勉強して東大に合格したという異色の経歴を持っています。

高校時代のあだ名は「耳なし芳一」

なぜかというと、彼女は手や腕や爪や脚などに覚えなければならない単語や年号や出来事を書きまくり、いつでもどこでも勉強できるようにしていたためです。その姿は、耳以外の身体全体にお経を書いていた「耳なし芳一」のエピソードとそっくりだったそうです。

松島さんの手。この勉強法で、偏差値37から東大に現役合格を果たした(写真提供:カルペ・ディエム)

「身体に書いておけば、授業の合間でも歩きながらでも、いつでも見ることができるから便利なんです。体育の時間や体育祭や文化祭のときも、待ち時間にはこれを見て勉強していました」

凄まじい執念ですよね。

さらに、家の壁という壁が、数式や歴史の年号などを書いた紙で埋め尽くされていたそうです。ドアにも苦手だった数式の張り紙がしてあって、呪文のようにその数式を唱えないとドアを開いてはいけないルールにしていたのだとか。

そこまでやれば、そりゃ偏差値37からでも東大合格しますよね。

はっきり言って、この勉強法が効率的だとは僕には思えません。正直な話、彼女は他の東大生たちよりも非効率な勉強をしていたと思います。

しかし、そこまで「自分の生活のすべてを勉強に捧げよう」とする姿勢は、すごく大きな意味があったのではないでしょうか。寝食以外のすべてを勉強に捧げるという覚悟を持ち、自分を追い込むようにすることで、彼女は合格をつかんだのです。そしてその結果、彼女は偏差値37から現役で合格しています。

彼女の話を聞いていると、「頑張っても成績が上がらない!」と嘆いていた自分が恥ずかしくなります。そこまでやって初めて、「全力を尽くした」と言えるんだろうな、と。

次ページ教科書・参考書を「ひたすら丸暗記」した東大生
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事