W杯4大会出場「長友佑都」を支えたメンタル術 体格に恵まれていない36歳がなぜ活躍できるか
人生で初めてサッカーが嫌になったとき
2022年11月に行われる、カタールワールドカップが僕のサッカー人生のハイライトになることは間違いない。
メンバーに選ばれても、選ばれなくても「サッカー選手・長友佑都」にとって、ひとつの区切りになるだろう。
原稿を書いている今は、高いモチベーションを持ち、カタールの地で躍動する自分を毎日想像している。それがなければ、正直走り続けることは難しかっただろうと思う。
ワールドカップに出るためには、当然のごとく「日本代表」であることが必要だ。
「日本代表」は、いつだって僕の心の支えであり続けていてくれた。
特に、インテルでマンチーニ監督やスパレッティ監督から「試合に出るチャンスはない」と言われたり、ガラタサライで外国人枠を外れたときなど、チームに貢献することが叶わないときは、「日本代表」でプレーする自分を思い描き、苦しい日々を耐え忍んだ。
いま苦しくても、日本代表がある。
そこでは輝き続けたい。


















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