多くの企業にとって「お荷物」的存在になっているのが「働かないおじさん」だ。アップスキリングをしようともせず、定年までのほほんと企業に居座っているように見える中高年社員の存在は、多くの若手の士気を下げている。
もっとも、働かないおじさんたちもかつてはバリバリと仕事をし、成果を出していたのも事実。この埋もれた人材を活性化させれば、企業の生産性が大きく上昇するのは間違いない。
日本でもベストセラーとなっている『リデザイン・ワーク 新しい働き方』の著者であるリンダ・グラットン氏は、中高年と若手の両方にプラスになる方法を提案する。
もっとも、働かないおじさんたちもかつてはバリバリと仕事をし、成果を出していたのも事実。この埋もれた人材を活性化させれば、企業の生産性が大きく上昇するのは間違いない。
日本でもベストセラーとなっている『リデザイン・ワーク 新しい働き方』の著者であるリンダ・グラットン氏は、中高年と若手の両方にプラスになる方法を提案する。
若者重視で中高年の働き方は逆に画一化
日本の人口構成の変化は、しばしば大きな話題になる。平均寿命の上昇により、今、日本で生まれた子どもたちの半数は107歳まで生きる可能性がある。
一方、2021年の日本の合計特殊出生率は1.34(東京では1.13)にとどまっている。その結果、平均年齢は2020年の47.2歳から、2050年には53歳に上昇すると見られている。人口は2004年には過去最大の1億2800万人に達したが、2050年には1億900万人、2100年には8450万人に減少する見通しだ。
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