自炊をするようになっただけで康平さんは約20キロの減量に成功しました。身長は180センチ近くあるので、スラッとかなりスタイルがいい。カロリーが抑えられたことに加え、毎日スーパーまで歩いて買い物に行っていたことがよかったようです。また「夕食は自分で作るから、昼は少なめにしよう」「朝は昨日の残りを食べよう」などと食生活全般に関心が高くなり、生活の質も変わってきたようです。
料理教室には「たくさん若い女性が来ている」「俺、モテている」といって喜んで通っていました。女性たちはおそらく準備や後片付けを手伝ってもらおうと優しくしてるだけで、「モテている」というのは康平さんの勘違いでしょう(笑)。
「そこで結婚相手を探そうと思わないほうがいいですよ」とクギを刺しておきましたが、スポーツジムに高い会費を払って「これ食べちゃダメ、あれ食べちゃダメ」と叱られながら黙々とトレーニングするよりは、若い女性に囲まれて楽しみながら痩せるほうが康平さんに合っていたようです。
結婚相手に求めるものも激変
見た目や生活が変わっただけでなく、結婚観や結婚相手に求めるものも変わりました。以前は「料理は女が作るもの」「俺は経営者で忙しいから、家に帰ったらご飯を作って待っていてくれる女がいい」などと言っていました。
ところが、料理にハマりだしてからは「結婚したら妻が喜んでくれる料理を作りたい」「料理が作れる女でなくていい。俺の料理を喜んで食べてくれればいい」と変化。前の結婚についても「あのとき、妻は大変だったんだな。子どもを産んだばかりなのに毎日夕食を用意してくれて。それなのに連絡もなく飲んで帰ってきて食事を食べなかったこともあった」と大いに反省していました。
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