「ほかの女性とは全然違う」と言わせた39歳の婚活 3カ月で結婚できた、ごく簡単な秘訣とは?

✎ 1〜 ✎ 41 ✎ 42 ✎ 43 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
39歳という婚活においては厳しい年齢ながら、3カ月でスピード婚をはたした女性。何がスピード結婚に結びついたのでしょうか(写真:kotoru/PIXTA)
結婚相談所の経営者として婚活現場の第一線に立つ筆者が、急激に変わっている日本の婚活事情について解説する本連載。今回は、39歳という婚活においては厳しい年齢ながら、3カ月でスピード婚をはたした女性の秘訣について考えます。そこから見えてきた、婚活女性が陥りがちな失敗とは……。

相手の年収を問わないめずらしいタイプ

39歳女性の恵梨香さん。入会時は、正直なところ「苦戦しそうだな、長い婚活になりそうだな」と思いました。20代や30代前半に比べると、アラフォーの成婚率は高くはありません。ところが、恵梨香さんはなんと3カ月ほどであっという間にご成婚となりました。何がスピード結婚に結びついたのでしょうか。

恵梨香さんは北陸生まれ。大学からオーストラリアへ留学し、卒業後も現地で働き、20年近くオーストラリア暮らしをしていました。現地ではいいお相手がみつからなかったこともあり、また長引くコロナ禍がきっかけとなり、「30代のうちに結婚したい」と帰国。婚活をスタートしました。

性格は明るくおおらかで、事務局スタッフたちとのやり取りも丁寧で感じがいい。結婚相手の条件は「大卒以上で45歳以上、一都三県に住んでいて、自分の好きなことを仕事にしている人」。年収については特に条件はありませんでした。

一般的な日本人女性はまず年収を気にします。その点は、海外暮らしが長かったために違う感覚を持っていたのか、ご本人の性格なのか……。恵梨香さん自身の年収は1000万円あります。自分が高収入だから余裕があるとも言えますが、たとえ高収入でも「私より年収が高い男性でないとイヤ」という女性がほとんどなので、やはりめずらしいタイプだと思います。

次ページお見合いの後の言葉が「他の人とは違った」
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事