「ほかの女性とは全然違う」と言わせた39歳の婚活 3カ月で結婚できた、ごく簡単な秘訣とは?

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女性が一方的に「なんで喋らないのよ」「なんで私を大事にしないの」と文句を言うのも“婚活あるある”です。逆に「あなたは相手を大事にしましたか?」と聞くと黙ってしまう。日本の場合、親離れが遅いことも影響しているのでしょう。これは女性に限りませんが、社会人になっても親がかり。料理も洗濯も掃除もお母さん。実家でずっと大事にしてもらっている。

デートで「四つ足はダメなんです」という女性

ある実家暮らしの20代半ばの女性は、デートのときに、レストランで一口食べて「いらなーい! 美味しくなーい!」と、皿を相手に差し出しました。大人としてビックリの行動ですが、子どもの頃から、家族でレストランに行って料理が美味しくなければ、そうやって一口で放り出していたそうです。

お父さんはやさしく「いいよ、パパが食べるね。新しいのはどれがいい?」とメニューを出してくれていた。それと同じことを婚活でもやってしまったんですね。後でお相手の男性は「残飯整理をさせられました」と苦笑していました。

しかも、その女性は好き嫌いが非常に多く、野菜がダメ、肉も「四つ足」はダメと言います。食べられるのは鶏肉と魚と炭水化物のみ。「デートのお店はどうしますか」と聞かれると、決まって「四つ足はダメなんです」と答える。その時点で男性が引いてしまって断られるケースが連続しました。せめて自分から食べられるお店を提案すればいいのですが、そこは「お任せします」。婚活市場では女性は「お任せします」の連発なんです。

お付き合いを始めたらいきなり恋人になるわけではありません。最後の恋愛――すなわち学生時代の恋愛の感覚が抜けないんでしょうね。毎日学校で会って年中一緒に遊びに行って、時間もたっぷりあった学生時代。社会人の婚活が、あの頃と同じなわけがありません。1〜2年の恋愛を数カ月に短縮しなければならない。それが婚活ということをよく理解してから臨むべきだと思います。

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植草 美幸 恋愛・婚活アドバイザー、結婚相談所マリーミー代表

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うえくさ みゆき / Miyuki Uekusa

1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを設立。そこで培ったマッチング能力・人材発掘力を生かし、2009年に結婚相談所マリーミーを設立。結婚相談業のほか、セミナーの開催、テレビやラジオへの出演など、アラサー・アラフォー男女を「幸せな結婚」に導くために幅広く活動中。『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』(講談社)、『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること』(諏内えみさんとの共著、青春出版社)、『結婚の技術 (中央公論新社)、『モテ理論』(PHP文庫)など。

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