「ほかの女性とは全然違う」と言わせた39歳の婚活 3カ月で結婚できた、ごく簡単な秘訣とは?

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「グイグイ行くような女性は嫌われるのでは」と思うかもしれません。しかし、リードすることとグイグイ行くことはまったく別物。相手の気持ちを考えず「好きだ、好きだ」と押すのが「グイグイ」。婚活で求められているのは、「私の今月の休みはこの日です」「私はこんなお店に行きたいです」とわかりやすく自分を説明すること。

生活スタイルがまったく違う男女がお見合いで会って、短期間で結婚まで進めようというのですから、自分が今何を思っているのか積極的に話す。ごく簡単なことなのですが、ほとんどの方ができません。

真剣交際に入っているのにお互いが向き合わず、私を伝書鳩代わりにするカップルも非常に多いですね。A子さんとB男さんが付き合っているのに、A子さんは言いたいことを私に話し、B男さんも言いたいことを私に連絡する。肝心な2人は話し合いができない。

主体性がないのか、連絡はすべて結婚相談所がするものだと思っているのでしょうか。行うべきコミュニケーションは行わないのに、不安が高まるといきなり夜中に思いつめたようなLINEを相手に送りつけて破談となることもよくあります。

「遠足のようなデート」は必要ない

もう1つ、恵梨香さんと賢人さんは、「遠足のようなデート」をしなかったことも大きなポイントだと思っています。婚活においてデートの目的は相手をよく知ることであり、遠足のようにどこか非日常な場所で楽しむことが目的のデートは時間のロスとなってしまいます。

先日も30代半ばの女性が、「医師と結婚したい」と50代の医師に猛アプローチ。女性は1回目のデートでいきなり「真剣交際に入ってください」と申し出たそうです(こういうのが「グイグイ」ですね)。

そして、2回目のデートでは女性の強い希望で水族館に行きましたが、そのデートの帰り道に、女性から「交際を終了します」という電話がかかってきました。つい先日、自分から真剣交際を申し出たばかりなのに! 理由を聞くと「水族館に行ったけど、つまらなそうな顔をしていたから」。

魚好きでもなければ、忙しい50代の医師が休日を割いて水族館に行って楽しいわけがありません。しかも、夏休み中で館内には子供がいっぱい。責任ある立場でコロナに感染したら仕事が滞ってしまうという不安もあります。そういうことがこの女性にはまったく想像がつかない。自分が喜ぶことは相手も喜んで当然と思っているんですね。相手の立場やジェネレーションギャップを考えないわけです。

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