「ほかの女性とは全然違う」と言わせた39歳の婚活 3カ月で結婚できた、ごく簡単な秘訣とは?

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私は、「恵梨香さんのお仕事は基本的に在宅OKですよね。月に数回出社するくらいなら難しくないでしょうし、心配であれば実際にその地域に行ってみて、距離感や地域性を確認してみたらどうでしょうか」と提案しました。すると彼女は持ち前の行動力で、ドンドンドンと続けざまに3回、彼の家へ行ったそうです。彼も「じゃあ、僕も」といって恵梨香さんの家に2回。

たくさん話し合い、ありのままの自分を見せた

たった1〜2カ月ほどの間に互いの家に5回も行き来するのは過去にあまり例がありません。家では、一緒に料理をしたり、おしゃべりをしたり。お互いの家に行っても、ずっとテレビを見るなど、ただ一緒にいるだけでコミュニケーションをほとんど取らないカップルも多い中、恵梨香さんたちは互いに向き合って、たくさん話し合い、ありのままの自分を見せました。

知人に聞いたところによると、オーストラリア人はお喋り好きな人が多いそうです。職場でも心を開いてプライベートの話をたくさんするのが当たり前。恵梨香さんもその影響があるのかもしれません。

外でデートするよりも、家でたくさん話すことが多ければ心の距離もグッと縮まります。2人は互いに「価値観が似ているな」と感じたそうです。プロポーズは、賢人さんが「恵梨香さんの好きなところ99個」を書いたノートを渡したそうです。最後の100ページ目は一言、「Will you marry me?」。それがプロポーズの言葉です。

恵梨香さんはもう嬉しくて嬉しくて、「ありがとう」とすぐに承諾しました。プロポーズの後は、一緒にしたいことをノートに50個ずつ書いて見せ合った。「ニュージーランドでスキーをしたい」「お餅つきをしたい」「アイスホテルに泊まりたい」……。2人のしたいことはぴったり合っていたそうです。

「喧嘩しても1日で必ず終わらせる」「ちゃんと言葉にして話し合おう」「それぞれ1人の時間を持とう」といった約束事も、交際期間中に決めていきました。2人とも気取ることがないから、何も気兼ねなく率直に意見が言い合える。そんな感じで、2人は知り合ってから3カ月ほどでご成婚となりました。

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