5年後のメディアは、どれだけ楽しくなるか? 3カ月、ニューヨークで徹底取材します!

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アメリカの最大手の報道局CNNは、世界中でまさに普及しようとしている無人飛行機ドローンを報道現場に飛ばし、空撮することを試みている。その様子は「CNNがドローン(無人航空機)のジャーナリズム活用を検証」を見てほしい。

昨年、Facebookに約2000億円で買収されたのが記憶に新しいオキュラスリフトは、超リアルな仮想空間を体験させてくれるデバイスだ。これもまた、ジャーナリズムへの応用が期待されている(Oculus Rift could transform the way we view the news

これの実用が進めば、我々は紛争地帯から遠く離れたところにいながら、あたかもその真っただ中にいるようなリアルな体験をオキュラスリフトを通じて味わうことが可能かもしれない。それこそが報道の新しい姿となるかもしれないのだ。

GoProだって報道で使われる

ウェアラブルカメラ「Hero」シリーズで知られるゴープロ(GoPro)もまた、報道への活用が期待されているデバイスの1つだ(GoPro and Journalism)。

もちろん、これらの新しい試みは必ずしもうまく行っているとは限らず、実験・試行段階のものも多い。

しかし古くはラジオしかなかった時代から、映像技術が発展してテレビというデバイスが出現し、それがメディア体験をやがて一変させていったのと同じように、報道現場をドローンが飛び交い、撮影された映像がオキュラスリフトでリアルに再現されたり、インスタグラムでカジュアルに体験できるような未来はそう遠くないはずだ。

そうした近未来のメディア体験がどう実現しつつあるか、キーパーソンへの取材を進め、リポートしていきたい。

大熊 将八 東京大学4年生

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おおくま しょうや / Shoya Okuma

199254日生まれ。東京大学経済学部4年。日本のデジタル・ジャーナリズム関係者へ取材をしたり、ネット社会のこれからを考えたりするブログ『くまりんのビッグベア・ウォッチ』を20143月から開始。佐々木俊尚氏や津田大介氏に取材をするなど、精力的な活動をしている。20153月より、デジタル・ジャーナリズムの最前線である米国東海岸の新興ウェブメディアに「取材留学」。普段は、社交ダンスをスポーツ化した競技ダンス部で活動する傍ら、エンジェル投資家・瀧本哲史氏のゼミで投資分析を実践した経験を活かし、デジタルメディアのこれからを分析している。身長は192cm。好きな女性のタイプは「変な人」。

 

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