ドキリと刺激的「ハロウィンスイーツ」の楽しみ方 期間限定のアフタヌーンティーが増えている

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10月はハロウィーンスイーツで溢れる(写真:ANAインターコンチネンタルホテル提供)

10月はハロウィンの季節だ。日本においてハロウィンは正月やバレンタインデー、クリスマスと並んで定番の季節イベントになっている。

簡単に日本のハロウィンの歴史を振り返ると、日本でハロウィンが広まり始めたのは40~50年前ほどのことだ。

1970年代に「キディランド原宿店」がハロウィンに関連するグッズの販売を始め、1983年には原宿・表参道でハロウィンパレードが開催されて世間の注目を浴びた。1997年には東京ディズニーランドが仮装パレードをアトラクションに取り入れ、2002年にはユニバーサルスタジオジャパンでもハロウィンイベントが開催されたことによって、日本全国で一段と盛り上がるようになった。

現在では、ハロウィンのメッカが渋谷となっており、仮装した人々が集っている。メディアが渋谷スクランブル交差点を取材するのが定番となっており、その光景も秋の風物詩になっているといえよう。

食の世界もハロウィンで一色

そんなハロウィンといえば仮装が印象的だが、実は食の世界も10月はハロウィン一色に彩られる。パンやスイーツ、アフタヌーンティーやブッフェ、カクテルなど、ハロウィンメニューが提供されている。

過去の取材やプレスリリースを振り返ったり、Googleトレンドで調べたりしてみると、2000年代後半にはハロウィンブッフェが開始されるようになっている。2011年くらいからバラエティー溢れるハロウィンスイーツが登場し、2014年くらいからはハロウィンアフタヌーンティーが増え始めた。

どのメニューにも共通するのは、カボチャを用いたり、ジャック・オー・ランタンなどのオバケを象ったりしていること。ハロウィンブッフェでは店内をハロウィンをイメージしたインテリアで装い、雰囲気を醸成している。

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