パリピも黙る!「池袋ハロウィン」の超絶進化

小池百合子知事も登場、今年のコスプレは?

昨年の光景。今年は1万5000人を上回る参加者数が見込まれている

そこに集まるのは、「リア充」でも「パリピ(パーティを楽しむ人たち)」でもなく、生粋の「コスプレイヤー」たち――。日本にすっかり定着しつつあるハロウィンにおいて、独自の進化を遂げているイベントがある。

10月29、30日の2日間にわたって開催される「池袋ハロウィンコスプレフェス2016」。その名の通り、当日参加者が楽しむのは、オバケや魔女の「仮装」ではなく、アニメやゲームに登場するキャラクターの「コスプレ」だ。ネット企業のドワンゴが開催の指揮を執っている。

ドワンゴは「ニコニコ動画」などのサービスを運営する企業。ニコニコ超会議をはじめとするリアルイベントは「巨大なオフ会」と位置づけており、自社サービスのアクティブユーザーを増やす重要な施策ととらえている。今回のハロウィンイベントもそのひとつだ。

今年も小池百合子氏がコスプレ姿で登場

昨年は魔法使いサリーに扮して登場した小池百合子氏(右から2番目)

昨年(10月31日、11月1日)は2日間で総勢1万人近くのコスプレイヤーが参加。小池百合子東京都知事(当時は衆議院議員)も魔法使いサリーのコスプレでオープニングセレモニーに登場した。今年はリボンの騎士のコスプレでの参加が予定されている。またイベントエリアや参画企業・店舗数が拡大し、参加者数もさらに増えることが見込まれている。

開催場所は東京都豊島区、池袋駅の東口を中心としたエリアだ。アニメイト、まんだらけなど、アニメグッズや同人誌を販売する店が集結している「乙女ロード」周辺は、近年新たなサブカルチャーの聖地として地位を確立している。

ハロウィンと言えば、ここ数年、仮装した若者が夜な夜な渋谷や六本木の街を練り歩き、飲酒・泥酔の果てに暴徒化したり、交通の大混乱やゴミ問題を引き起こしたりと、負の側面も取りざたされる。だが池袋のハロウィンは、かなり事情が違っているようだ。「ゴミ問題なんて最初から絶対起きないと思っていたし、実際に起きていない」と、池袋ハロウィンコスプレフェス実行委員長を務める横澤大輔・ドワンゴ取締役COOは言い切る。

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