最後の5つめは、「自分ならではの価値提供をする」という視点から見つけることです。
学びのテーマ探しは、「自分ならではの価値提供」を明確にする「セルフブランディング」とも関わります。
まずは、「自分らしい価値提供の独自性」はどこにあるのか、「自分の価値提供」の棚卸しを行い、そこにどれほど「自分らしさが実現しているか」を確認します。
そして、「何を学べば、『自分らしい価値提供』をより高められるか」という視点から、学びのテーマを考えてはどうでしょうか。
「自分ならではの価値提供」を高める1つの方法が「独学」であり、「仕事自律」と「学び自律」が、みなさんの「キャリア自律」にもつながります。
「楽しさと意味を感じる学び」で、「独学」は続く!
ここまで、「学びのテーマ探し」について5つの秘訣を紹介してきました。みなさんも「自分が独学で何を学ぶべきか」が、なんとなくイメージできたのではないでしょうか。
日本において、「主体的な学び」を妨げる1つの要因として、学びに「楽しさ」や「面白さ」を感じる人が少ないことがあります。その背景にあるのは、学生時代の「丸暗記の受験勉強」の体験でしょう。
大切なのは、「目先にとらわれた功利性の追求」ではなく、「学びの楽しさや意味を感じる」ことです。
そして、自分が昨日より今日、今日より明日、何か1つでも学びを増やし、「より豊かな人間」に成長していくことです。
「これは面白そうだ」と興味が湧いたテーマを見つけたら、とりあえず学びに取りかかることを心がけてみてはどうでしょう。
その「学びの小さな芽」が、みなさんの5年後、10年後を大きく変える原動力になると確信しています。
「何を学べば自分の仕事に役立ち、有効なのか」を決めかねていた人は、ぜひ「この5つの秘訣」をヒントに、「自分がこの先も食えるテーマ」を見つけ、独学を始めてほしいと強く思います。
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