2つめは、「『自分は何を学びたいか』を発掘して見つける」ことです。
自分は何を学びたいか「学びの主体性」を棚卸しする
次に、「自分は何を学びたいか」を発掘していきます。
その際、最初に注意すべきは、自分にとっての課題は、「やる気」なのか「スキル」なのか「思考行動習慣」なのか一度、整理することです。「自分の学びのドライブは何から来ているか」を棚卸ししてみるのです。
そして内的動機にドライブされて発揮される自身の「勝負能力」、すなわち「強みは何か」「大切にしたい価値観はどのようなものか」をもう一度整理し、確認することです。
自身の「思考行動特性」や「価値観」はどのように変化してきたか、5年ごと、あるいは10年ごとに棚卸しし、変化の推移を検証してみると、自分にとってのいまの「課題」も浮かび上がってくるのです。
3つめは、「時流に乗る」より「時流をつくる」という意識でテーマを探すことです。
「時流に乗る」と「時流をつくる」の違いは、どこにあるのでしょうか。
新しい分野が出来上がってから、それが「時流だから」とあとからついていこうとすると、その分野の第一人者となった先達たちからの干渉を受けがちです。
一方、「時流をつくる」意識で、人より半歩先を読んで「テーマ」を探し、学びはじめ、専門性を高めていくと、不完全であっても、いち早く第一人者になることができます。そして、「学ぶ努力」を継続すれば、常に第一人者でいることも可能になるでしょう。
いま述べたこととも関係しますが、「人と似たようなテーマ」を後追いすると、先を行く人たちから「小姑的な干渉」を受けることがよくあります。
一方、「周囲の人と違うテーマ」を選べば、横やりを受けることなく、自分のやりたいようにやることができます。
それには、やはり「独学」が必要になるのはいうまでもないでしょう。
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