ブルーボトル降臨!「清澄白河」の魅力とは? 新世代カフェや芸術がゆったり楽しめる街
清澄白河が変わり始めたのは、2000年、2003年に相次いで都営大江戸線、東京メトロ半蔵門線の清澄白河駅が出来てからだ。それまではお寺が立ち並ぶ江戸時代からの閑静な住宅街や小さな工場(こうば)だったが、そこに若者の新しい文化が注入され、変貌を遂げていった。
残念ながら閉店してしまったが、サードウェーブが起こる前に清澄庭園の近くに、「Sacra Café(サクラカフェ)」というオーガニックコーヒーや紅茶、こだわりのロールケーキなどがいただけるカフェがあった。小さな店内ではあったが、いつもお客で賑わっており、学術本やアート関連の本などが少し変わった本が自由に閲覧でき、ゆっくりした時間を過ごせる素敵なお店だった。こういったお店から始まり、現在の街になったのだ。
ギャラリーやおしゃれな店も
清澄白河の魅力はカフェだけにとどまらない。まず、東京都現代美術館をはじめギャラリーも点在している点が挙げられる。倉庫を改装した小山登美夫ギャラリーはとても広々としていて、作品との一体感を楽しめる。コーヒーやアート、大人向けのものだけではなく、近くに木場公園や都の指定名勝にもなっている清澄庭園もあり子どもまで楽しめる。
そして、おしゃれなお店も並んでいる。Babaghuri(ババグーリ)は、天然素材と手仕事にこだわった、衣類、ジュエリーや雑貨のデザインショップ。蔦の絡まる外観が目印だ。また、onnellinen(オンネリネン)は、北欧の雑貨から日本人作家の器まで、 世界中から集められた素敵な物が並ぶ。
お土産に美味しいケーキを買いたければ、藤堂プランニングへ。工場直売のケーキ屋さんであり、こちらではお手頃な値段でホールケーキを購入することができる。いずれも清澄白河駅徒歩圏内だが、どのお店も離れていて知らないとなかなか行けない事が多い。そんな簡単に街歩きを制覇できないのも、清澄白河の魅力の一つである。
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