「瓶詰めサラダ」がこんなにも注目される理由 米国発の新世代フード、日本でもブームに
米国・ニューヨーク発で、日本でもジワジワ人気を呼んでいる、そんな新世代フードをご存じだろうか。その名も「ジャーサラダ」。野菜をはじめとする食材をガラス瓶(ジャー)に詰めて作り置きするサラダのことだ。
食材をガラス瓶に詰めて密封することで新鮮な状態が長く保たれ、モノによっては冷蔵庫に入れて1週間後に食べることも可能になるという。もともとは、米国・Ball社製のガラス瓶「メイソンジャー」で作られていたため、「メイソンジャーサラダ」などと呼ばれることもある。
ジャーサラダは密閉のできるガラス瓶であれば、基本的に種類を問わず作ることができる。持ち運びができ、見た目もかわいらしいなどといったメリットもあり、持ち寄りパーティーのひと品としても活躍しているようだ。
メジャーな女性誌が特集記事を掲載
そんなジャーサラダは、忙しいニューヨーカーたちの間で大流行。それが日本にも波及し、若い世代の女性を中心としてブームの兆しを見せている。30代向けの女性誌『VERY』(光文社・1月7日発売)の2月号では、「平日5日分を作り置き!“メイソンジャーサラダ”レシピ」というタイトルで計3ページの特集記事を掲載。大型書店では、『ジャーで楽しむ毎日のサラダ』(洋泉社)や『メイソンジャーを楽しむ100のアイディア』(ネコ・パブリッシング)などのタイトルの本が、目につく場所に積まれている。
ミスタードーナツもこのブームをにらんでか、「ブルックリンジャー」と呼ぶ瓶を1月7日に発売。好評のためすでに販売を終了したものの、ホームページにはサラダをはじめとして、ブルックリンジャーを使った商品のレシピが掲載されている。また、一般女性の間ではインスタグラムやブログなどで、この商品を購入した写真が次々とアップされている。
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