初対面でも「すぐ懐に入れる人」がしている3つの技 「飲みに行こう」はNG、理論的な距離の縮め方

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②相手が自分に対して期待できる状況を作る

次に心がけるべきことは、「自分の利用方法を相手に考えやすくする」ということです。人間は、相手に利用価値があると感じてくれれば、勝手に質問をしてくれるようになります。しかし逆に、「この人と話してもなんの意味もないな」と思われてしまったら、その時間は地獄と化してしまいます。

ただ、「自分はすごい」ということを語る必要はまったくありません。「すごい人アピール」をするとウザいと思われてしまったり、「この人は自分とは違う世界の人で、質問しても何も得られない」と思われてしまったりする場合があります。これはとてももったいないので、できることならば避けたほうがいいでしょう。

自分のやってきたことを丁寧に説明する

すごいアピールをしなくても、簡単に自分の利用価値を相手に伝えることはできます。自身のキャリアと行ってきた業務説明を、できるかぎり丁寧に行えばいいのです。

「20代のころに、BtoB向けのSaaS(インターネット経由で利用できるソフト)商品を100店舗規模の飲食チェーンに対して営業してきました。本部の経営企画室、営業部長だけでなく、現場の店長とも対峙しながら導入の推進を行いました」

こんなふうに語ると、例えば「あ、自分も飲食チェーン向けに営業しているけど苦戦しているから聞いてみようかな」と思ってもらえるかもしれません。このようにして、利用価値を明確にするために、自分のキャリアを明示していくのです。

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