初対面でも「すぐ懐に入れる人」がしている3つの技 「飲みに行こう」はNG、理論的な距離の縮め方

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①返報性の法則を使う

世の中には、「返報性の法則」というものがあります。これは、「もらったものは返さなければならない」と感じてしまう法則のことです。

食品サンプルをタダでもらったときに、なんとなく罪悪感が湧いて「こちらも何かを返さなければならないのではないか?」と思う人もいるでしょう。同じように、人間は何かをもらったらお返ししたいと思うという精神性があるのです。これを利用すると、相手から欲しい情報を得ることがやりやすくなります。

学生時代のことや趣味などを話してみる

例えば、相手の趣味を知りたいと思ったときに、「趣味はなんですか」とストレートに聞いても「ええと…読書ですかね」と硬い回答になってしまうことがあります。

ですが、「自分は最近こういうアニメにハマっているんだよね。漫画とかアニメとかを見ますか」と聞いたら「あ、自分はこういう漫画が好きで……」とより具体的で踏み込んだ回答が返ってくることがあります。このように、自分が自己開示するときに、相手に聞きたいことを交ぜておくと、相手も自己開示してくれやすくなるのです。

だから、まずは仕事の内容以外の自己開示をすることです。学生時代のことや趣味とか、価値観などを含めて伝えることができると、相手も自己開示をしやすくなります。

ちょっと難しいかもしれませんが、人生でどんな失敗をしたのかとか、会社に入ってちょっとつらくなった経験なんかを語ると、「自分もこういうことがありました」と開示してくれることがあります。

「相手から聞きたい情報があるなら、まずは自分がそれを伝えてみる」というテクニック、非常におすすめです。

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