「子どもに習い事を強制する親」に知ってほしい事 「脳にいい体験」になるかは親の考え方次第だ

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脳内科医・小児専門医で、2児の父でもある加藤俊徳氏は「大事なのは、習い事に通って、そこでしかできない経験を積んだり、先生やお友だちとの新しい人間関係を築いたりして、『いかに脳を刺激したか』」と語ります(写真:takasuu/Getty Images Plus)
「『うちの子、発達障害かも?』と心配する親御さんが、近年ますます増えているようです。そのようなご相談で私のクリニックを訪れるお子さんと親御さんも、実際多くいらっしゃいます。でも、すべての子どもは、脳が未発達なのだから、発達障害のようなものなんですよね」――。
そう語るのは脳内科医・小児専門医で、2児の父でもある加藤俊徳氏。「うちの子は発達障害ではないか」「グレーゾーンと言われてしまった」と話す保護者に対し、加藤氏は「子どもの脳を成長させるちょっとした習慣」を50個提案していると言います。
子どもの生きづらさを解決する提案を、『子どもの脳がみるみる育つ新習慣』の一部を抜粋・再編集して3回にわたりお届けします。

第1回:「甘い親」「厳しい親」子どもの成長に生まれる差

第2回:「子どもに習い事を強制する親」に知ってほしい事(本記事)

第3回:「勉強が苦手」誤ったレッテル貼られた子供の悲運(10月4日公開予定)

能力習得でなく「脳の刺激」が習い事の意義

「子どもが習い事をすぐやめてしまう」と悩む親御さんに質問です。まず、なんのためにその習い事をしているのでしょうか。その習い事をやめて、お子さんの将来に、なにか致命的な傷がつくのでしょうか?

基本的に子どもの習い事は、続かなくて当たり前。むしろ続いたら儲けものです。

もちろん「月謝も払っているし、送り迎えの時間も割いている。だから、なにかしらの能力が身に付くまで続けてほしい」と思う親御さんの気持ちもわかります。でもそれは、お子さんのことを考えているというよりも、「お金と時間をかけた分の元をとりたい」という大人の都合ではないでしょうか。

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