意外!マレーシアでインターンという選択肢 大学3年生が現地企業で考えていること

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どのような形でアジアに行こうかと考えた際、自分の英語力を試すことができて、さらに得ることの多いインターンをやってみたいと思い、アイルランドにいながら、インターネットで、アジアでのインターンを探した。当時はアジアの国ならどこでもよかった。しかしもうひとつこだわりがあった。

「インターンは雑務が多いと言われますが、それは避けたかった。さらに、できたら自分が主体的にできることが多いインターンをやりたいなと。このふたつを軸にして調べていたら、まさにこれといったような会社を発見し、即座に連絡しました」

マレーシアでは新規事業の立ち上げプロジェクトにもかかわった(写真:)

その会社とは、日本とマレーシアを拠点に、教育事業を展開するUNLOCK DESIGNだ。アイルランドでの勉強を終えると、バックパッカーとして世界各地を旅し、2014年11月に来馬。そのままインターンを始める。

「マレーシアにはジャングルくらいの印象しかありませんでしたから、来てみて街が活気にあふれているので驚きました。住みやすく、人がとても優しいのに感激しました」。

インターン先では、新規事業の立ち上げプロジェクトにかかわった。

「上司からわからないことを指導していただきながら取り組みましたが、自分がいかに何もできないかを痛感することになりました。何がつらかったかというと、『徹底的に自分の頭で考え抜く』ということ。かつてないほどに『Why?』『So What?』と問われ続けました。英語にしても、ビジネスの現場で使える英語のレベルには、まだまだ足りないことがわかりました」。

起業家たちと交流

現地のスタートアップ企業が集まるイベントに参加し、起業家から直接ニーズを聞く。自分の頭で考え、現場に足を運び、顧客ターゲットから直接情報収集した。アイルランドの語学学校で学んだ英語を、実践の場で活用する機会があり、「使える英語」を身につけることができた。

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