スマホや電話、パソコンのみならず、自分の集中力がそがれる対象は徹底的に排除を。たとえば、周囲が騒がしいときは、耳栓をして部屋にこもる。そのほか、事前に「今日はやらなければならない作業があるから」と伝えて、周囲の人にできるだけ話しかけられない環境を作るなどして、外的な情報をシャットアウトすることで集中力は高められます。
ごく単純なことに感じられるかもしれませんが、自分が集中できる環境を作れるかどうかで、結果は大きく変わります。また、集中力を高めるためには、自分がリラックスできる状況をきちんと把握しておきましょう。具体的には、「今日は集中力が高まった」「作業の効率があがった」と思った日はどんな環境で、どんな条件だったのかを、自分で記録し、ストックしておくといいです。
集中できる環境というのは、人によって違います。たとえば、オフィスで仕事をするほうがいい人もいれば、適度に雑音がある喫茶店などで作業をするほうが仕事の効率があがる人もいます。「この場所だと集中力があがるな」「この音楽だとはかどるな」「この飲み物があると落ち着くな」と思うアイテムや条件が整ったときは、ぜひ記録を。そして、自分なりの「集中力があがる場所」「集中力があがるBGM リスト」「集中力があがる食べ物リスト」などを作っておきましょう。
勉強する量を細分化する
同じく集中力を要するのが、試験などの勉強です。ここで効果的なのが、「勉強する量を細分化する」こと。なぜ目標を細分化する必要があるのかというと、あまりにも大きな目標を目の前にすると、人はやる気がなくなってしまうからです。
たとえば、「10枚のプリントを一気にやりなさい」と言われると、越えなければならないハードルが高くて、途端に億劫に感じます。しかし、「10枚のプリントを、10回に分けて1枚ずつやってください」と言われたら、ぐっとハードルが下がって「それならできるかも」と思うのではないでしょうか。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら