オンラインで「仕事と勉強」のやる気を出すコツ 「自分が集中しやすい物理的な環境」を整える

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日常に緩急を付けないと、だらだらしてしまって、やる気がなかなか生まれません。1日中、仕事や勉強と休みの境界線があいまいなまま過ごしてしまうと、身体は楽だけど、気分がきりかわらず、効率はすっかり落ちてしまい、なかなか終わりが見えないことも多くなります。「意識のきりかえ」は、やる気を出すにあたって最も重要なことの1つです。仕事着や制服に着替える。髪型を整える。誰に会うわけでもないけれども、身支度をして仕事に臨むだけで、やる気が生まれやすくなります。

いつもと座る位置を変える

洋服だけではなく、「場所」を分けるのも、やる気をアップさせるには有効です。欲を言えば、生活をする場所と仕事や勉強をする場所は、分けたほうがいいと思います。

しかし、家のスペースには限りがあるので、「ほかの部屋には家族がいるから無理」「ワンルームなので無理」という人もいるでしょう。そんな場合は、座るイスを変えてみるだけでも効果があります。また、同じダイニングテーブルを使うにしても、普段は右側に座っているなら、その反対側に座ってみるなど、いつもと座る位置を変えてみるのも手です。視界が変わると目に入る風景も異なるので、自然と気持ちがリフレッシュされます。

住んでいる家ではどうしてもはかどらないという人は、図書館やカフェ、コワーキングスペース、自習室など、家以外の選択肢を試してみるのもおすすめです。私の知人には、「テレワークがはかどらなくて困っていろいろ試してみた結果、家の車庫に停めた車の中で仕事をするとはかどるので、以来ずっとそうしている」という人もいました。やる気を出すための「きりかえ」は、人によって千差万別です。ぜひ自分に合う場所、服装、環境など、あなたが集中できる条件を探してみてください。

どうしてもやらなければならない大切な仕事の〆切があるとき。まず、やっておきたいのが「自分が集中しやすい物理的な環境」を整えることです。現代人が集中力を削られる大きな要因となるのが、メールや電話の存在です。せっかく仕事に向き合っているのに、メールや電話などが入るたびに、集中力が途切れてしまい、またゼロから取り組みなおす……という事態になりかねません。作業の邪魔をされないように、スマホをサイレントモードにするなり、パソコンのメールは見ないなどして、外からのアクセスをシャットアウトしましょう。

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